中日合弁会社が開発した超大型コンテナ船が試験航行を実施

2023-02-22 11:42:46  CRI

 中遠海運川崎船舶工程有限公司(江蘇省南通市)が独自に開発・設計・建造した超大型コンテナ船「中遠川崎335」号が21日午前、中国東部の長江水域で試験航行を始めました。中遠海運川崎船舶工程有限公司は、中国遠洋海運集団と日本の川崎重工業が合弁で設立した中国初の大手合弁造船企業です。

△超大型コンテナ船「中遠川崎335」号 

 「中遠川崎335」号の船長は399.99メートル、型幅61.3メートル、型深さ33.2メートル、積載重量は22万8000トンに達し、標準コンテナ2万4188個を積載でき、デッキの面積は標準サッカー場3面分を上回ります。同船は最新の技術成果とスマート化技術を駆使しており、安全性や省エネ、環境保全、収納スペースの大きさ、インテリジェント化といった面で技術的優位を確立しています。 

 中遠海運川崎船舶工程有限公司は同船に関するすべての知的財産権を所有しています。試験航行が成功した後、長江での航行が許可される大型コンテナ船となる見込みです。同船の開発に成功したことは、船舶製造における中日両国の重要な協力成果であり、両国で応用される見通しが明るいとみられています。(ZHL、野谷)

 

 


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