北京
PM2.577
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「中国版GPS」とも呼ばれる位置情報システム「北斗」は現在、さまざまな業界に高精度な測位サービスを提供していますが、春耕の時期を迎え、農業にも北斗のシステムが活用されています。
湖北省鐘祥市のある村では、地元の技術者がトラクターの運転手に北斗のスマート端末を搭載した農業機械の説明を行っています。同端末は現地ですでに1600台以上設置されており、スマート化により、操作性が大幅に向上されました。使い方を学んだ運転手は、すぐに自ら農業機械の操作を行っていました。
北斗の高精度測位サービスによる自動運転設備は、農作業の負担を軽減するだけでなく、高精度なルート計画で土地の無駄遣いや重複作業を避け、作業効率を大幅に向上させました。北斗の応用範囲がさらに広がり、耕起から種まき、植え付け、収穫、わらの処理や乾燥、的確な干ばつ対策まで農業の全プロセスが網羅されています。(Mou、MI)