王毅政治局委員 イタリアとハンガリーを訪問=外交部

2023-02-21 20:34:11  CRI

 外交部の汪文斌報道官は21日の定例記者会見で、中国共産党中央政治局委員である王毅中央外事活動委員会弁公室主任のイタリアとハンガリー訪問について、具体的な内容を紹介しました。 

 汪報道官によると、王委員はイタリアでマッタレッラ大統領、タヤーニ副首相兼外務・国際協力相と会談しました。王委員は「中国とイタリアは、各レベルでの交流を全面的に再開し、『一帯一路』の共同構築における協力の可能性をさらに探り、各分野での互恵協力を強化し、より多くの成果を収めるよう両国関係を推進していくべきだ」と述べました。これに対してイタリア側は、相互理解と相互尊重の精神に基づいて両国関係の発展を推進し、経済貿易や文化など各分野での協力を深めていきたいとの意向を示しました。 

 また、王委員はハンガリーで、オルバーン・ヴィクトル首相、シーヤールトー外相とそれぞれ会談を行いました。王委員は「中国はハンガリーと協力して、中国の最適化された感染症対策と力強い経済の回復というチャンスをつかみ、それぞれの強みを発揮し、インフラ、投資、貿易、観光などにおける協力において新たな進歩を促し、『一帯一路』共同構築での協力を次のステップに引き上げていきたい」と述べました。 

 ハンガリー側は、中国が政治、経済、新型コロナ対策などで誠意ある支援をしてきたこと、ハンガリーを海外団体旅行解禁の20カ国の旅行先の一つに指定したことに感謝の意を示した上で、経済貿易、相互投資、農業などの分野での中国との協力強化に期待を示しました。 

 さらに王委員は、イタリア側、ハンガリー側とそれぞれウクライナ問題について踏み込んだ意見交換を行いました。(ZHL、MN)

ラジオ番組
KANKAN特集