北斗衛星測位システムに基づく車線ナビが普及=中国

2023-02-20 15:16:06  CRI

 中国の地図検索サービス大手の「千尋位置」と「高徳地図」はこのほど、共同でイノベーションのプランを出しました。それにより、中国が自主開発した北斗衛星測位システムに基づく走行車線ナビゲーションは全国的に広がる見込みです。

スマートフォンにおける北斗衛星測位システムに基づく車線ナビ

 「千尋位置」と「高徳地図」が共同で構築した北斗衛星高精度測位技術を生かした車線ナビは現在、道路の閉鎖や修繕、臨時検査、交通事故発生時などの車線報告に応用でき、すでに高速道路などで応用されている車線ナビを深セン、広州、東莞、成都、重慶、杭州、蘇州、天津の8都市から全国へと普及させます。

 北斗衛星測位システムに基づく「高徳地図」の動的青信号秒読み、信号待ちなどのメカニズムは全国の信号数百万カ所をカバーし、1日平均で14億回のサービスを提供できます。一方で、「千尋位置」はセンチメートル級測位、ミリメートル級感知、ナノ秒級報時サービスの提供が可能です。1月の時点で、北斗時空知能サービスは世界中の端末機15億台と連動し、北斗高精度時空サービスは毎月1700億回以上を提供し、世界の230の国や地域をカバーしています。(殷、野谷)

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