中国国家文物局水中考古学南海基地が着工

2023-02-20 14:30:37  CRI

 中国国家文物局水中考古学南海基地が18日午前、正式に着工しました。南海基地の計画敷地面積は約5ヘクタール、総建築面積は3万1085平方メートルで、総合管理棟、科学研究棟、船体修復作業場、水中作業訓練棟などが含まれます。

 南海は中国で最大の面積を持ち、水中文化遺産が最も豊富な海域で、海上シルクロードの重要な一部を成しています。南海基地の建設は、中国の水中文化財保護活動を強化する上で重要な措置であり、中国の優れた伝統文化を継承し、国の主権・安全保障・海洋権益を守る上で極めて重要な意義を持っています。

 国家文物局の李群局長は、「南海基地を水中文化財の調査・保護、水中考古学、引き上げられた文化財の修復、水中作業の訓練など、多くの機能を一体化した新たなプラットフォームにするよう努める」と述べました。(怡康、坂下)

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