世界気象機関 気象観測気球は重要なシステムの一部

2023-02-19 18:01:16  CRI

 このところ、「気球問題」がどんどん大きくなり、注目を集めています。世界気象機関はこのほど、気象観測気球はグローバル観測システムの一部であり、天気予報と気候モニタリングの基礎であると強調しました。

 世界気象機関によると、気象観測気球には大気のデータを測定し無線で送信する機器が取り付けられ、世界約900地点から同時に放出されます。気球は約2時間飛行し、地上から高度35キロメートルまでの気圧、風速、温度、湿度を測定します。気球が破裂し、パラシュートで地上に落下するまでに、数キロ移動することもあります。

 気象観測気球によって得られた貴重なデータは、グローバル観測システムを支えています。これは、過去60年間で最も成功した国際協力の実例のひとつといえます。(TONG、MN)

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