気球撃墜問題 王毅委員「米国は誠意ある対応を」

2023-02-19 15:04:11  CRI

 中国共産党中央政治局委員を務める王毅中央外事活動委員会弁公室主任はミュンヘン安全保障会議に出席中、米国の要請に応じて、ブリンケン国務長官と非公式に接触しました。

 王毅委員は現在の中米関係について、「このところ、中米関係におけるいわゆる無人気球の問題が注目を集めている。この気球は民間のものであり、強い西風によって予定航路を外れ、米国上空に入り込んだ。中国側は米国側に対し、これは不可抗力による不測の事態であることを明確に、繰り返し伝え、冷静かつ理性的に対応するよう求めてきた。遺憾なことに、米国側は客観的な事実を無視し、戦闘機を出動させて、脅威のない気球をミサイルで撃墜した。われわれは、米国が国内政治のために、対外関係においてこれ以上のでたらめを行うことのないよう促す。米国が誠意を持って自らの過ちを正し、この問題が中米関係にもたらした損害を直視し、解決するよう求める」と指摘しました。(怡康、MN)

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