中国共産党中央政治局常務委員会会議、新型コロナ感染症予防・抑制活動状況の報告を聴取

2023-02-17 11:04:17  CRI

 中国共産党中央政治局常務委員会は16日に会議を開き、直近の新型コロナウイルス感染症予防・抑制活動状況に関する報告を聴取しました。習近平中国共産党中央委員会総書記が会議を主宰し、重要な談話を発表しました。 

 会議では、「新型コロナウイルス感染症のパンデミック発生からの3年余り、中国は情勢に応じて予防・抑制政策を調整し、感染症の予防・抑制と経済・社会の発展を効率的かつ統一的に計画し、比較的病原性が強く、致死率が高いウイルス株の広範な流行を防ぐことに成功し、国民の生命の安全と健康を守り、感染拡大を食い止めるために時間を稼いだ」と指摘しました。さらに、「昨年11月以降、私たちは『健康維持と重症化防止』という目標に合わせて感染症予防・抑制措置を調整・最適化し、比較的短期間で感染拡大のピークアウトを実現した。2億人以上が診療を受け、80万人近くの重症患者が効果的な治療を受け、新型コロナウイルス感染症による死亡率は世界最低水準を維持し、感染症予防・抑制活動において重要かつ決定的な勝利を収め、人類の文明史上に、人口大国がパンデミックから抜け出すことに成功するという奇跡を生み出した」と強調しています。

 会議はまたウイルスが引き続き変異することを見据えて、「各地域、各部門が感染状況のモニタリングと早期警戒能力の構築を強化して、適時かつ正確に早期警戒を行うとともに、必要な緊急予防・抑制措置を講じなければならない。ウイルスの変異とワクチンによる保護状況を踏まえて、次のステップのワクチン接種を合理的に計画し、引き続き高齢者の接種率の向上を促進しなければならない。また、医療物資の生産と供給確保を強化し、第一線の対応力、医薬品、設備などの面における弱点を確実に補強しなければならない」などと強調しました。(ZHL、坂下)

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