ノルドストリーム事件の調査と責任追及が必要=外交部

2023-02-16 20:55:16  CRI

 外交部の汪文斌報道官は16日の定例記者会見で、「ロシアから欧州への天然ガス輸送パイプライン『ノルドストリーム』は重要な多国籍インフラである。その爆破事件は世界のエネルギー市場と生態環境に深刻なマイナスの影響を与え、重要インフラの安全に対する国際社会の懸念を引き起こしている。この事件について、客観的かつ公正で専門的な調査を展開し、責任を追及する必要がある」と指摘しました。

 ロシアのラブロフ外相はこのほど、米国の調査報道記者シーモア・ハーシュ氏が発表した「バイデン政権が『ノルドストリーム』の爆破を画策していた」とする記事の詳細を調査するよう外国メディアに呼びかけました。

 汪報道官はロシア外相の呼びかけに応じて、「ノルドストリーム爆破事件の発生当初、米国など西側メディアはその原因について偏った見方を示していた。しかし、ハーシュ氏の調査報告書が発表されたことで、一貫して自由・公正性・専門性を標榜してきたはずのメディアが一斉に言葉を失ってしまった」と指摘しました。

 汪報道官はさらに、「真の客観性・公正性・専門性を持つメディアがこの事件の真相を追及するだろう」と強調しました。(藍、謙)

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