リモート経た新学期 各学校が「通学になじむ」工夫=中国

2023-02-14 15:25:37  CRI

 中国で新型コロナウイルス感染症の扱いを「乙類乙管」へ引き下げてから、初めての新学期がスタートしました。13日から、約3億人の教師と生徒が通勤・通学を再開しています。
 リモート授業が実施されてきたため、各地の学校は、生徒が学校生活になじむための取り組みを展開しています。
 東部・江西省の省都・南昌市では、新学期の初日に小中学校の生徒たちが種まきに参加しました。南西部・四川省瀘州市では、生徒向けに茶摘みや製茶の体験が実施されました。同じく四川省の広元市では、生徒たちが粘土細工づくりに挑戦し、伝統文化に触れながら新学期初日を過ごしました。また、四川省成都市の小学校では、生徒のメンタルケアとして、公園散策や映画鑑賞、心理カウンセリングなどを展開しています。
 一方、15日に新学期が始まる上海市では、久々の学校生活を前にした生徒たちの緊張を和らげるため、小学校の教師による家庭訪問が行われています。(ミン・イヒョウ、謙)

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