中国で電力市場取引規模と主体数が大幅増加

2023-02-14 14:56:12  CRI

 中国国家エネルギー局の責任者は13日の記者会見で、「2022年に全国市場で取引された電力量は前年比39%増の計5兆2500億キロワットアワーとなった。電力取引機関に登録された市場主体(営利を目的として経営活動に従事する自然人、会社、非会社企業法人、パートナーシップ企業及び外国会社の分支機構)数は、初めて60万社を超え、前年同期に比べて29%増えた」と明らかにしました。

 2022年、中国の充電インフラ施設が引き続き急激に成長し、新エネルギー車の急速な発展を効果的に支えました。2022年の1年間に増加した中国の充電インフラ施設数は約260万箇所に達し、前年同期比100%近く増えました。そのうち、公共の充電インフラ施設は約65万箇所増え、累計180万箇所に達しました。個人向け充電インフラ施設は190万箇所以上増えて、累計では340万箇所を超えました。

 いま、中国の充電市場は多元化した発展の様相を呈しており、各種充電スタンドの運営企業は3000社以上に達しています。2022年通年の充電量は前年比85%以上伸びて400億キロワットアワーを超えました。 一方、公共充電施設の立地の不合理さや、一部の住宅地域でのスタンド設置の困難さ、充電の困難さといった問題については、充電ネットワークの計画配置の最適化を打ち出すことで解決し、クリーンで低炭素の外出ニーズを満たしていく予定です。(非、坂下)

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