銅彫刻×景泰藍×時計! 無形文化遺産を融合させたイノベーティブな作品がお披露目

2023-02-12 18:23:49  CRI

 「『偉大な時刻』ー銅彫刻・景泰藍と金・ダイヤモンド時計」が11日、中国工芸美術館・中国無形文化遺産館で公開されました。この作品は、中国の伝統的な七宝焼で、銅胎にガラス質のうわぐすりで色を焼きつける「景泰藍(けいたいらん)」と、銅彫刻という2つの中国の国家級無形文化遺産の技術に加え、「機械式時計の製作の職人技と芸術的な仕組み」として2020年に国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」にも登録されている機械式時計の技術を融合させた革新的な作品です。

 この「『偉大な時刻』―銅彫刻・景泰藍と金・ダイヤモンド時計」を作るにあたり、創作のインスピレーションとなったのは、故宮博物院太和殿所蔵の「象嵌(がん)宝瓶」、故宮博物院珍宝館所蔵の「銅鍍(と)金自開門寿星葫蘆式時計」、瀋陽故宮博物院所蔵の「エナメル象嵌(がん)宝瓶」という3つの国宝でした。全体の造形としては、銅彫刻の象の背中に景泰藍の箪瓢型の宝瓶をのせ、その宝瓶の上部には数千年にわたって伝承されてきた古代の時計である日晷(にっき)の彫刻が、下部には時計が、それぞれ施されています。この作品には、銅胎のエナメル細工、国宝の銅彫刻や機械式時計など8つの無形文化遺産技術が集まり、中国の無形文化遺産の伝承のクリエーティブな転換とイノベーティブな発展が表されています。

 国家級無形文化遺産に登録されている銅彫刻技術の代表的な継承者である朱炳仁氏は、「銅彫刻と景泰藍と時計という芸術を初めて組み合わせて一つの作品へと作り上げたことは、やはりとても有意義だった」と話しました。(シンエン・MI)

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