中国企業の正当かつ合法的な権益を断固として擁護=商務部

2023-02-10 11:43:50  CRI

 商務部の束珏婷報道官は9日の定例記者会見で、「中国は米国が国家安全保障概念を一般化し、市場経済の原則と国際経済貿易ルールに違反することに一貫して反対し、中国企業の正当かつ合法的な権益を断固として擁護する」と表明しました。

 束報道官はその中で、「米国は近年、国家安全保障の概念を絶えず一般化し、輸出管理措置を乱用し、他国に保護貿易を採用するよう強要し、半導体などの製品の正常な国際貿易を阻害している」と指摘しました。また、中国と日本、オランダの半導体貿易問題について、「我々は各当事国が国際経済貿易ルールを遵守し、各自がWTOのルールに基づいたもろもろの義務を履行し、半導体などの製品の正常な国際貿易を維持することを希望している。中国は各方面と共に、世界の産業チェーン、サプライチェーンの安定を共同で維持していきたい」との考えを示しました。

 束報道官はさらに、「中国は米国がこのほど発表したいわゆる『悪名高い市場』リストに注目している。中国は、報告書が言及した状況は調査も確認もされておらず、結論は客観的ではなく、不公正であると考えている。これはとてもプロフェッショナルとは言えない無責任なやり方だ。中国はこれに断固反対する」と強調しました。(非、坂下)

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