秦外交部長、オランダ副首相兼外交部長、サウジアラビア外交大臣、アルゼンチン外交部長と電話会談

2023-01-31 12:19:59  CRI

 秦剛外交部長は30日、オランダのフクストラ副首相兼外相、サウジアラビアのファイサル外相、アルゼンチンのカフィエロ外相とそれぞれ電話会談しました。

 秦外交部長はオランダ外相との会談で、「中国側はオランダ側と手を携えて両国指導者の重要な共通認識を実行に移し、各レベルの往来を強化し、開放的で実務的な中国とオランダの全面的協力パートナーシップが新たな進展を遂げることを期待している。中国側はオランダ側と気候変動など多国間分野での協力を強化し、分裂ではなく開放的、混乱ではなく秩序ある国際貿易環境を共同で維持していきたい」と述べました。

 そして、サウジアラビア外相との会談では、秦外交部長は「習近平国家主席が先ごろ第1回中国・アラブ諸国サミット、第1回中国・湾岸協力会議(GCC)サミットに出席し、サウジアラビアを成功裏に訪問した。中国側はサウジ側と共にサミットの成果を着実に実行に移し、中国・サウジアラビア、中国・GCC、中国・アラブ諸国の関係を新たな段階に引き上げ、新時代に向けた中国・アラブ諸国運命共同体を構築し、中国・GCC戦略パートナーシップを強化し、広範な発展途上国の共通利益をよりよく守り、内政不干渉など国際関係の基本準則を守っていきたい」との考えを示しました。

 アルゼンチン外相との会談では、「中国とアルゼンチンは良き友人であり、良きパートナーであり、中国側はアルゼンチン側と共に、両国元首の重要な共通認識を実行に移し、中国とアルゼンチンの相互尊重、平等、協力・ウィンウィンの優れた伝統を受け継ぎ、中国とアルゼンチンの全面的戦略パートナーシップのさらなる発展を推進していきたい」と述べました。

 3カ国の外相は中国側と各レベルの往来と各分野の協力を強化し、指導者が達成した重要な合意を実行に移し、双方の関係をより高いレベルに引き上げていきたいとの考えを示しました。中国とオランダはまた、日本政府が決定した核汚染水の海洋放出問題についても意見を交換し、人類の健康と海洋環境に関わるものだとの認識で一致し、意思疎通を継続していくことで合意しました。(hj、野谷)

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