春節後の求人増により労働者の移動増 鉄道は輸送力を強化して対応

2023-01-29 13:06:18  CRI

 春節後の中国沿海地域での求人増加に伴い、大量の出稼ぎ労働者の移動が見込まれています。これに対応するため、企業や各地の政府だけでなく、鉄道部門も積極的な取り組みを行っています。現在、1日の乗客数は1000万人以上を保っており、重要なハブ駅では臨時旅客列車を増発し、大量の乗客の移動を確保しています。

 1月28日の全国の鉄道乗客数はのべ1200万人に達する見通しで、1日あたり1000万人を超える大量の乗客の輸送を続けています。

 主な目的地別では、北京地区への昨日の到着客数は60万人以上となり、北京の鉄道機関は北京・天津・河北のエリアで臨時旅客列車を64回追加運行しました。また、深セン北駅では昨日、延べ29万7900人の乗客が到着し、同駅の開設以来の1日の到着旅客数の新記録を2日連続で更新しました。さらに広州の鉄道機関は、動力車を2両以上連結して運転する「重連運転」方式、夜間の高速列車の増発などによって輸送力を高め、大量の乗客のニーズに応えています。また昨日、旅客輸送のピークを迎えた武漢の鉄道機関の乗客数はのべ73万人に達しました。これは、前年同期比22%増となっています。

 鉄道機関は、移動のピークは2月5日前後まで続くと予測しており、できるだけピークを避けて移動するよう呼びかけています。(Mou、MN)

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