中国の研究開発投資 2022年は3兆元を突破

2023-01-23 17:39:05  CRI

 国家統計局がこのほど発表したデータによると、中国の社会全体の研究開発(R&D)費は2桁成長を維持し続けており、2022年の投資総額は初めて3兆元(約57兆円)を超えました。また、国内総生産(GDP)に占める研究開発費の割合も急上昇して2.55%に達しています。

 初歩的な統計によると、2022年の中国のR&D投資は2021年比10.4%増の3兆870億元(約59兆円)に達し、中国の「第13次五カ年計画」が始まった2016年以降、7年連続となる2桁成長を維持しています。不変価格表示によるR&D投資額の年平均成長率は8%となり、「第14次五カ年計画」(2021~2025年)で目標とした「7%以上」の成長率を上回りました。

 2022年のR&D投資額の対GDP比は2021年より0.12ポイント高い2.55%で、過去最高を記録しました。これは、「第13次五カ年計画」開始以降の年平均成長率を大きく上回っています。

 また、2022年の中国の基礎研究費は前年比7.4%増の1951億元(約3兆7000億円)でした。R&D投資全体に占める割合は6.32%となり、4年連続で6%以上の水準を維持しています。(鵬、MN)

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