北京
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イタリアの首都であるローマ市の中心部では現地時間18日、中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)による恒例の年越し番組「春晩(春節の夕べ)」のPR映像が上映されたことで、各種メディアも参加する「一緒に春晩を楽しもう」と題されたイベントが始まりました。同日から24日(旧暦1月3日)まで、ローマ市中心部で観光客が集中するコロッセオ、トレビの泉などの名所旧跡に設置された多くのスクリーンでPR映像が繰り返し上映されます。
スイスに開かれている世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)の会場でも同じ映像が各国参加者の注目を集めています。
CMGによる春晩のPR映像がダボス会議会場で上映
イタリアの有力日刊紙である『イル・ジョルナーレ』の公式サイトでは同日、CMGによる「一緒に春晩を楽しもう」多言語動画特別番組が配信されました。また、同サイトには、「春節は中国の人々の重要な祝日であり、家族が集まる習慣が古くからある。兎年は友好、優雅、平和を意味する」との紹介文が掲載されました。
『イル・ジョルナーレ』の公式サイトで配信された「一緒に春晩を楽しもう」多言語動画特別番組
同番組はイタリア以外でも、スペイン、サンマリノ、セルビア、北マケドニア、アルバニアなど欧州諸国の有力テレビ局やニューメディア60社以上が放送あるいは配信し、欧州における視聴者は延べ8000万人に達する見込みです。(殷、鈴木)