北京
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国務院の劉鶴副総理は17日、世界経済フォーラム(WEF)2023年年次総会(ダボス会議)に出席し、あいさつを行いました。
劉副総理は、「先ごろ開かれた中央経済活動会議では2023年の経済活動について全体的計画が定められ、発展を最重要な任務に据え置き、対外開放を全方位的に拡大することを堅持しなければならないと強調した。不動産分野のリスクについては、合理的な流動性を提供し、効果的な需要を積極的に拡大する。一国主義と保護貿易に反対し、国際協力の全面的な強化を推進していく。さまざまな努力を経て、今年の中国経済は全体的な好転を実現し、成長率が正常な水準に達することはできるだろう」との見解を示しました。
今回の年次総会のテーマは「分断された世界における協力の姿」。フォーラムに出席する前、劉副総理はチューリヒでスイスのケラー・ズッター連邦参事兼財務相、ウエリ・マウラー前連邦参事兼財務相とそれぞれ会談し、中国・スイス関係の発展を共に推進し、両国の経済貿易、金融、イノベーションなどの分野での協力を深めることで一致しました。(ZHL、野谷)