謝外交部副部長「他人に開放を求めながら、自らの扉を閉じてはならない」 

2023-01-16 15:52:55  CRI

 外交部の謝鋒副部長は16日、2023マクロ情勢年次フォーラムおよび第4回中国シンクタンク国際影響力フォーラムで基調講演し、「人類運命共同体の構築を推進するには、共同開放を推進し、協力・ウィンウィンを深める好機をつくらなければならない」と述べました。

 謝副部長は「開放はウィンウィンをもたらす。扉を開いた中国と懐を広げた世界のいずれもが開放から多くのメリットを得ている」とした上で、「2013年から2021年までの世界経済の成長に対する中国の平均寄与率は38.6%に達し、主要7カ国(G7)の寄与率の合計を上回っている」と述べました。 

 謝副部長は開放について「双方向のものであり、他人に開放を求めながら、自らの扉を閉じてはならない。こうしたやり方だと自己矛盾に陥ってしまい、他人に損をさせ自らの利益にもならない」と指摘しました。競争については「公平で合理的なもの、追いつ追われつするように競い合うものであるべきで、生きるか死ぬかというものであってはならない。科学技術は人類共通の富であり、地政学的なパワーゲームの道具ではない。科学技術の問題を政治化、武器化、イデオロギー化し、科学技術の交流と協力を人為的に遮断すれば、科学技術の停滞や自己閉鎖、落伍を招き、他人の扉を閉じると同時に、自らの道も閉ざされる結末になるだけだ」と訴えました。(Yan、柳川)

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