中国民航局 国際便再開申請の承認手続き急ぐ  

2023-01-13 15:54:30  CRI

 中国民用航空局(CAAC)は10日、中国の新型コロナ対策の大幅な調整に伴って航空会社からの国際便の運行再開申請が殺到しており、その承認手続きを急いでいると示しました。

 それによりますと、中国民用航空局が1月8日に国際便運航再開申請の受理を始めてから10日までに、国内外の航空会社約40社から、34カ国との間を結ぶ、週約700便の旅客便運行計画の申請があったということです。そのほとんどが、1月下旬から2月にかけての運航再開を目指すものです。

 同局はまた、ビジネス需要を満たすため、チャーター便やプライベートジェットの申請受付も再開しました。

 一方で、国際航空旅客輸送市場の回復の見通しについて、同局の関係筋は、「国際便の再開には、需要の回復スピード、輸送力の手配、タイムスケジュールの調整、国内外の航空当局の承認など複数の要素が影響しており、準備には比較的長い期間が必要だ」と指摘し、そのうえで、「3年も続いたパンデミックによる打撃で、乗客たちの国境を跨いでの移動意欲の回復にはまだ時間がかかる。国内航空市場の回復と比べると遅れをとるだろう」との見方を示しました。(Yan、謙)

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