中国代表、米国の一方的制裁乱用に断固反対

2023-01-13 13:57:23  CRI

 国連安全保障理事会は現地時間の12日、「法治の促進と強化および国際の平和と安全の維持」に関する公開討論を行いました。席上、国連常駐の張軍中国大使は、米国の一方的制裁の乱用に断固反対し、いかなる国も自国の国内法を国際法に優先させるべきではないと強調しました。

 張大使はまた、国際的な法治の強化には、まず国際法の権威を擁護しなければならず、対話と協議を通じて紛争を解決するよう奨励することが必要で、すべての国が共同で国際的ルールを策定することを堅持しなければならないと述べました。

 また、一部の国、特に米国は、公平な競争、市場経済の原則、多国間貿易のルールに違反し、さまざまないわれのない理由で他国のハイテク企業を圧迫し、グローバルバリューチェーン、サプライチェーンの安定を人為的に妨害していると指摘した上で、これは他国の正当な発展の権利と国際社会の共通の利益を損なうばかりか、国際的な法治の精神と完全に逆行していると批判しました。

 張大使はまた、「規則に基づいた国際秩序」について疑問を投げかけ、この言い方は曖昧であると述べました。(閣、坂下)

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