北京
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商務部の束珏婷報道官は12日の定例記者会見で、2022年、中国の貨物貿易のクロスボーダー人民元決済額が前の年の同じ時期と比べて37.3%増加の7兆 9200億元(約153兆円)、直接投資のクロスボーダー人民元決済額が同じく16.6%増加の6兆7600億元(約130兆円)だったと伝えました。
束報道官によりますと、商務部と中国人民銀行はこのほど共同で、「対外経済貿易企業の人民元クロスボーダー使用拡大による貿易投資利便化促進のさらなる支援に関する通知」を発表しました。この文書によって、対外貿易企業による人民元のクロスボーダーの使用を拡大することがより支持され、対外貿易企業の取引決済・投融資・リスク管理などの市場ニーズをよりよく満たすことが促進されます。
「通知」は9項目に的を絞った措置を提起していて、銀行がクロスボーダー人民元金融商品を積極的に革新することを支持しています。また、自由貿易試験区や自由貿易港・国外経済貿易協力区などの開放プラットフォームに依拠し、関連資金・基金および輸出信用保険などの支持の役割を発揮することを奨励しています。さらに、各地で企業の需要を適時に反映できるよう推進し、銀行と企業のより良い連結を促進することに注力することなどが示されています。(オウギ、CK)