世界と人類に幸せをもたらす「一帯一路」をさらに太くする=外交部

2023-01-10 21:11:48  CRI

 外交部の汪文斌報道官は10日の定例記者会見で、「中国とトルクメニスタンの両政府が締結した、『一帯一路』イニシアティブと『シルクロード復興』戦略との結合に関する覚書は、両国の互恵協力をさらに拡大し、中国・トルクメニスタン運命共同体の構築の推進に新たな原動力を注入するだけでなく、中国と中央アジア5カ国との『一帯一路』共同建設をめぐる協力を新たな段階へと推し進めるものだ」と述べました。

 汪報道官によれば、過去1年にわたり「一帯一路」の共同建設は安定して前進し、世界経済の回復に新たなエネルギーを提供しました。また、中国と欧州を結ぶ定期貨物列車「中欧班列」は昨年、前年比9%増の1万6000本が運行され、輸送された貨物は同10%増の160万TEUに達しました。中国西部と東南アジアを結ぶ貨物輸送ルートである「西部陸海新通路」を運行する定期貨物列車を利用した輸送量は昨年、前年比18.5%増の75万6000TEUに上りました。また、中国・ラオス鉄道の利用者数は延べ900万人を超えました。カンボジアのプノンペンとシアヌークビルを結ぶ同国初の高速道路は、開業して3カ月間で100万台を超える車両が利用しました。さらに、東南アジア初の高速鉄道である「ジャカルタ-バンドン高速鉄道」が試運転に成功しました。

 汪報道官は、「中国は引き続き各国と手を携えて共に発展を図り、世界に幸せをもたらす『発展のベルト』であり人類に恩恵を与える『幸せの道』である『一帯一路』をより繁栄させ、より太くしていく」と述べました。(鵬、鈴木)

ラジオ番組
KANKAN特集