中国ラオス鉄道 累計乗客数が900万人突破

2023-01-05 20:24:25  CRI

 中国鉄路昆明局集団が5日に明らかにしたところによりますと、中国ラオス鉄道は開通から1年余りを経て、沿線の人々の移動を大変便利にし、幅広く好評を得ています。新型コロナウイルスの感染対策が新たな段階に入り、観光や帰省などのニーズの増加と共に中国ラオス鉄道の利用客数も徐々に回復しつつあり、1月5日現在、同鉄道の利用客数は延べ900万人を突破し、うち、中国国内区間が754万人、国外区間が146万人となっているということです。

 中国鉄路昆明局昆明駅の袁佳当直駅長は、年明けから客足が徐々に回復しており、1日当たりの平均乗客数は約2万9千人、旅客輸送量は前年同期比で約2倍に達し、旅客のニーズに合わせて国内区間の高速列車を1日平均20本にまで増便したと話しました。国外区間でも乗客数は安定的な伸びを見せており、当初の2往復からピーク時の5往復に増便されています。

 1月22日の旧正月・春節を控え、鉄道部門は旅客の移動ニーズの科学的な分析を進めながら、絶えず旅客輸送力を拡大し、対応していくということです。これには、列車の増便をはじめ、駅構内や車内の各種サービスの最適化などが含まれます。また、高齢者や子ども、障がい者などの優先対象となる乗客には差別化したサービスで対応し、便利で思いやりのある移動環境の整備に努め、より良い乗車体験を提供していくということです。(Yan・MI)

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