中国は知財保護強化で着実な成果=外交部

2022-12-30 19:31:41  CRI

 「2022年中国知的財産権発展状況評価報告」がこのほど発表されました。これを受け、外交部の汪文斌報道官は12月30日の定例記者会見で、「中国は知的財産権の保護を強化し、イノベーション主導型の発展の道を歩み続け、着実な成果を上げた。また同時に、世界のイノベーションの発展にも積極的に貢献してきた」と指摘しました。 

 汪報道官は「中国は知的財産権の保護を常に重視し、積極的な取り組みを行い、イノベーションの発展レベルを引き上げ、質の高い発展を効果的に支援している。世界知的所有権機関(WIPO)がこのほど発表した2022年のグローバル・イノベーション・インデックス(GII)で、中国は11位となり、2012年の34位から大幅に順位を上げた。また、WIPOの「世界知的財産指標報告書」によると、2021年の有効特許件数は中国が世界一となった」と述べました。 

 中国は、自国の知的財産権の保護を強化する一方、知的財産権に関する国際協力にも深く関与しています。中国は、意匠の国際登録に関する「ハーグ協定」、著作権などに関する「マラケシュ条約」に正式に加入しています。また、中国と欧州の地理的表示保護および協力協定に正式に調印しており、中国と欧州の244の地理的表示製品の相互承認と相互保証を実現しています。中国語は、植物新品種保護国際同盟の公用語にもなっています。 

 汪報道官は「イノベーションは人類社会の発展と進歩の強い原動力である。中国は引き続きイノベーション主導型の発展戦略の実施を加速させ、現代化建設におけるイノベーションの核心的地位を固め、国際交流と協力を強化し、世界各国とイノベーション主導型の発展の成果を共有していく」と示しました。(ZHL、MN)

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