中国とRCEP加入国の1〜11月輸出入総額は11兆8000億元=商務部

2022-12-29 21:24:45  CRI

中国の重要な港である寧波の舟山港

 商務部は29日の定例会見で、中国と地域的な包括的経済連携(RCEP)に加盟する他の14カ国間の貿易が、今年に入ってから急速な成長を続けていることを明らかにしました。

 税関のデータによると、今年1〜11月までの中国とRCEP加入国の輸出入総額は、前年同期比7.9%増の11兆8000億元となり、中国の対外貿易輸出入総額の30.7%を占めました。とくに、中国のRCEP加入国への輸出額は前年同期比17.7%増の6.0兆元に達し、中国の輸出全体の伸び率を5.8ポイント上回っています。RCEP協定のさらなる実施に伴い、域内の貿易投資の促進効果は引き続き顕在化するとみられています。

 商務部の報道官は「今後も、より多くの貿易相手国と自由貿易協定(FTA)を締結し、高水準の自由貿易区ネットワークを世界に広げていく。また、貨物貿易、サービス貿易、投資市場の開放レベルをさらに高め、デジタル経済や環境保護などの新しい規則や問題に関する交渉に積極的に参加していく。規則、規制、管理、基準などの制度的な開放を着実に拡大し、より良いサービスを提供する新たな発展構造を構築し、質の高い発展を推進していく」と述べました。(hj、MN)

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