四川省・蘭溝村 竹細工で貧しい田舎が大変身

2022-12-26 14:55:35  CRI

 中国南西部にある四川省の蘭溝村は、かつて時代に取り残された農村でした。しかし、竹製の工芸品の製造・販売や観光業を通じて、裕福な村に生まれ変わりました。

 この村で先日開かれた国際竹産業博覧会では、竹で編んだ趣向を凝らした様々な工芸品が展示されました。

 蘭溝村は古くから竹細工の製造が盛んで、ほとんどの人が、自分でかごなどの生活道具を作ることができます。

 竹細工が地域活性化の柱となり、蘭溝村はいまや全国的に有名な「竹細工の里」となっています。

 現在、蘭溝村には30社以上の竹製品の生産企業があり、従業員は2000人近く、竹製品の販売会社は100社ほどとなりました。1年間の売り上げは4500万元(8億5591万円)に達しています。

 蘭溝村ではさらに竹林資源を生かした観光スポットを開発し、観光業でも村に収入をもたらしています。(任春生、MN)

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