鉄道が世界の連結を促進

2022-12-26 12:43:46  CRI

 インドネシアの首都ジャカルタとバンドンを結ぶ全長142キロの東南アジア初の高速鉄道、ジャカルタ・バンドン高速鉄道が2022年11月16日、テスト運行を実施しました。

△中国鉄道国際有限公司が開発・製造した高速鉄道総合検査測定用列車がジャカルタ・バンドン高速鉄道を運行 

 2021年12月、中国とラオスが共同で建設した中国・ラオス鉄道が開通しました。開通後の1年間、850万人以上の乗客が中国・ラオス鉄道の開通がもたらした便利な交通を楽しみました。有名な観光地ルアンパバーン郡から首都ビエンチャンまで、車で8時間かかっていましたが、現在、約2時間に短縮されました。 

 中国とタイの鉄道協力プロジェクトが2015年12月19日、タイのアユタヤ県でスタートしました。現在、中国・タイ鉄道協力プロジェクト第1期プロジェクトは全面的な建設段階に入りました。 

 中国・タイ鉄道と中国・ラオス鉄道が接続された後、タイ産のドリアンの中国市場への輸送コストは約60%節約できるようになりました。また、中国・ラオス鉄道の開通は、10万人以上のラオス人に雇用のチャンスを提供しました。 

 ジャカルタ・バンドン高速鉄道、中国・ラオス鉄道、中国と欧州を結ぶ貨物列車「中欧班列」および中国と欧州を結ぶ「空中シルクロード」などは、「一帯一路」構想が打ち出されてから相互連結(コネクティビティ)と民心の通じ合いが促進され、世界の公共財となることを目撃し、沿線各国の人々にも恩恵をもたらしました。(ZHL、野谷)

 


ラジオ番組
KANKAN特集