新疆初の「高高原空港」、23日に正式開港

2022-12-23 12:41:58  CRI

 中国南方航空は23日、新疆ウイグル自治区のウルムチ(烏魯木斉)とタシュクルガン(塔什庫爾干)を結ぶ往復航空路線の運行を正式に開始しました。これは、中国国内では最西端に位置し、新疆で初の高高原空港となるタシュクルガン・クンジュラブ(紅其拉甫)空港が正式に運用を開始したことを意味します。開港後は、年間延べ16万人の旅客輸送、400トンの貨物・郵便取り扱いに対応できると見込まれています。

 中国の民間航空では、標高2438メートル以上の空港を「高高原空港」と規定しています。クンジュラブ空港はタシュクルガン・タジク自治県にあり、標高は3258.4メートルで、新疆で初の高高原空港であるとともに、中国では最西端に位置し、新疆で標高が最も高く、滑走路が最も長い民間空港としても知られています。

 タシュクルガン・クンジュラブ空港の開港により、新疆で現在運用中の空港は25カ所となり、全国の省・自治区・直轄市の中で引き続き首位を保っています。(Yan、坂下)

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