中国本土と香港、株式相互取引の対象銘柄を拡大へ

2022-12-21 14:01:27  CRI

 中国証券監督管理委員会(CSRC)と香港証券先物委員会(SFC)は19日、株式相互取引(ストックコネクト)対象銘柄の範囲をさらに拡大することで基本合意したと発表しました。

 これにより、本土と香港の相互株式市場アクセスがさらに深まり、両資本市場の発展の促進が期待されています。

 具体的には、上海と深セン株は、時価総額50億元以上で一定の流動性基準などの条件を満たす上海A株指数/深セン総合指数の構成銘柄が対象になると同時に、上海証券取引所と深セン証券取引所に上場するA+H株式会社(A株とH株の両方を発行する国内企業)のA株も対象となります。

 また、香港株は、ハンセン総合指数の関連条件に合致する香港の主要な上場外国企業の株が対象となるほか、「上海・香港株」が時価総額50億香港ドル以上のハンセン総合小型株指数の構成銘柄に組み入れられることになるということです。

 なお、準備には3カ月ほどかかる見通しです。(ミン・イヒョウ、MI)

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