中国の白鶴灘水力発電所、全発電ユニットが稼働開始へ

2022-12-19 12:41:38  CRI

 世界で建設中のものとしては最大規模で、技術的な難易度が最も高い水力発電プロジェクト、中国南西部にある白鶴灘水力発電所の9番目の発電ユニットが19日、稼働前の最後のテストを行いました。同発電所の全16基の100万キロワット級発電ユニットが20日、全て稼働開始となります。

 同発電所は四川省涼山イ族自治州寧南県と雲南省昭通市巧家県の県境を流れる金沙江の主流に建設されています。両岸には世界最大容量となる100万キロワット級の水力発電ユニット16基が設置されています。発電所の総発電容量は三峡プロジェクトに次ぐ1600万キロワットに上ります。これまでに稼働が始まっている発電ユニットによる発電量は530億キロワット時を超えているということです。(鵬、野谷)

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