中国・ラオス鉄道向け貨車が出荷

2022-12-15 12:31:05  CRI

 中車眉山公司で14日午後4時、貨車50両を載せた列車がゆっくりと走り出し、これは中国・ラオス鉄道用の貨車が一連の運行に関する検査や安全性の評価を通過して、正式にラインオフしたことを示しています。今回出荷されたのは、中車眉山公司が新たに製造したC70E-L型貨車で、中国・ラオス鉄道が初めて買い付けたものです。C70E-L型は中国が自主的な特許を持つ、世界初の「アクティブ潤滑ブレーキ」の新技術を採用し、鉄道車両ブレーキシステムの信頼性を効果的に高めているとされます。

 中国・ラオス鉄道の貨車を載せた列車

 最初に発注された「メード・イン・眉山」の中国・ラオス鉄道の貨車は300両で、今月中にすべてラインオフして検収を完了し、計画通りに成都と昆明を結ぶ成昆鉄道を経由して磨憨口岸まで運ばれた後、中国・ラオス鉄道によって、指定された場所まで輸送される予定です。

 なお、中国・ラオス鉄道は2021年12月に開通しました。「一帯一路」構想とラオスの「陸上の鎖国を陸上の連結国に変える」という戦略をリンクしたプロジェクトで、この1年間、中国・ラオス鉄道は延べ850万人の旅客を輸送し、1120万トンの貨物を発送したということです。(藍、野谷)

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