愛知県・圓光寺の大東仁住職「私は永遠に平和を追求する」

2022-12-14 13:54:23  CRI

 昨日(13日)は第9回南京大虐殺犠牲者国家追悼日でした。この日を控えて、日本の愛知県にある圓光寺の大東仁住職は中国侵略日本軍南京大虐殺遭難同胞記念館への協力として、日本で収集した、51点(セット)の史料を記念館に寄贈しました。寄贈品には、中国を侵略した日本軍の兵士だった新井淳氏の「陣中日誌」や、中国を侵略した日本軍栄第1644部隊の関連写真など貴重な史料が含まれています。

 大東住職は2005年から史料を収集しており、中国侵略日本軍南京大虐殺遭難同胞記念館に無償で寄贈した史料は4500点を超えました。

 大東住職は歴史資料を収集するだけでなく、歴史の真実を周囲の人々に伝えています。毎年8月15日が近づくと、名古屋市内で平和を考えることをテーマにした講演を行います。会場は、日本の右翼勢力が大東住職を集中攻撃する場所にもなります。大東住職は右翼勢力に対しても、学生に対するのと同様に歴史の真実を説き続け、日本人に最も不足している近代歴史の真実を教えます。最初は住職を罵倒した右翼主義者が、今では住職を尊敬するようになった事例もあります。

 中国では13日午前、人々に歴史を銘記するよう呼びかける警報が鳴り響きました。同じ時刻に日本の圓光寺では、南京大虐殺の犠牲者たちを哀悼する鐘の音が響きました。

 大東仁住職は「私は永遠に平和を追求する」と語っています。(藍、鈴木)

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