11月のM2残高 前年比12.4%増

2022-12-14 16:05:37  CRI

 11月末、広義の通貨供給量(M2)残高は前の年に比べて12.4%増加の264兆7000億元(約5206兆7400億円)で、伸び率は前の年の同じ時期を3.9ポイント上回ったということです。

 専門家によりますと、安定成長基調の下、11月の財政預金は3681億元(約7兆2406億円)減少し、前の月と比べて1兆5100億元(約29.7兆円)減り、M2の伸び率が高水準を維持するのを後押ししました。また、11月末、狭義の通貨供給量(M1)は前の年と比べて4.6%増加し、伸び率は前月末を1.2ポイント下回ったということです。

 M2が比較的速い成長速度を維持していることは、市場の流動性が合理的に潤沢な状態にあり、金融政策が実体経済を支援する力が比較的大きいことを示しています。一方、M1の伸び率は前月からやや鈍化し、感染拡大などの影響で企業経営や投資活動が依然抑制されていることを示しています。(ミン・イヒョウ、CK)

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