世界最大の新造コンテナ船、移動を順調に完了

2022-12-13 13:34:24  CRI

 「鑫福102」が12日、海事部門の巡視船21隻に交代で護衛され、中国東部の太倉市にある揚子三井造船所まで順調に曳航(えいこう)されました。「鑫福102」は江蘇省にある揚子鑫福造船所で新たに建造された世界最大のコンテナ船です。

 「鑫福102」の全長は399.99メートル、船幅は61.3メートルです。甲板面積は2万4000平方メートルで、一般的なサッカー場3.5面分に相当します。最大で20フィート標準コンテナ2万4346TEU余りを積載でき、その場合のコンテナはビル22階に相当する高さの25層に積み上げられます。まさに海上の「ビッグボス」であり、「貨物搭載王」です。

 「鑫福102」を曳航した主なタグボートは江蘇省の河川や沿海で最も多く使用されているタグボートで、船隊の長さは740メートル、幅は82メートルに達しました。長江を抜け沿海を進んだ曳航距離は125キロに達し、曳航船隊の長さや曳航の難度は長江通航史の記録を更新しました。

 「鑫福102」は艤装や試験航行を2023年2月までに終えた後、船主に引き渡される予定です。(hj、鈴木)

「鑫福102」は12日、海事部門の巡視船に護衛され、曳航されて江蘇揚子鑫福造船所を出港して長江を進んだ

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