初のC919 9日に中国東方航空に引き渡される

2022-12-08 12:33:34  CRI

 中国東方航空は9日、上海虹橋国際空港で世界初の大型旅客機C919の引き渡しを受けることになっています。中国東方航空の関係者によりますと、その後、飛行安全性検証が完了して、初めて商業運航を本格的に開始するということです。

 C919は中国が国際的に通用する耐空性基準に基づき独自に開発した独自の知的財産権を持つ民間大型ジェット機であり、座席数は158~192座席で、航続距離は4075~5555キロです。今年9月29日に、耐空性検定を終え、中国民用航空局が発行する型式証明を取得しています。11月29日に、中国民用航空局は航空機製造会社の中国商用飛機(COMAC)にC919の生産許可証(PC)を授与しました。これは中国の国産大型旅客機C919にとって、設計開発段階から量産段階への重要な一歩になります。

 中国東方航空によりますと、現在のところC919の運航に向けた準備作業が進められており、来年上半期に中国民用航空局の関連規則を満たしてから、本格的な商業運航を始める見通しです。(閣、野谷)

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