イラン外務省、米国はイラン核合意の行き詰まりに責任を負うべきと主張

2022-12-06 14:31:03  CRI

 イラン外務省の報道官は現地時間の5日に行われた定例会見で、「米政府の言行不一致と無責任はイラン核合意が行き詰まっている主要な原因で、米国はその責任を負うべきだ」と述べました。

 報道官はまた、「米政府の発言は矛盾しており、特にその行為には二面性がある。米国がイラン核合意の約束を実際に履行してこなかったことが、イラン核合意を行き詰まらせている主要な原因となっている。これは複雑な国際問題を解決するための多国間解決にも疑問を投げかけさせるものであり、これらはすべて米政府の悪行が招いた結果だ」との考えを表明しました。

 報道官はさらに、「核合意の履行再開交渉におけるイランの立場は非常に明確で、イランは圧力や威嚇によって譲歩することはない。すべての当事者は、可能な限り短い期間内に交渉を終えて関連合意に達するか、このまま交渉を引き延ばして代償を支払うのかを選ぶことができる」と述べました。(ヒガシ、坂下)

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