新疆 国内初「シードボール」空中散布で大規模植林

2022-12-06 15:30:57  CRI

 中国北西部の新疆ウイグル自治区では、中国で初めてとなる、砂漠地帯で飛行機を使って「シードボール」を撒く大規模な植林が行われています。

 「シードボール」は樹木の種子を有機質土壌などに包んで作った直径数センチのボール状の種で、中国最大の砂漠、タクラマカン砂漠の北の境界にある阿拉爾(アラル)市では、この「シードボール」を大型の固定翼航空機に載せ、空中から広さ約3300ヘクタールの砂漠に撒く植林活動が行われました。シードボールには、コトカケヤナギ、ギョリュウなど干ばつやアルカリ性土壌に耐える樹の種類が使われているということです。

 現地では、今後5年以内にこの方法によって2万ヘクタールの砂漠地帯で植林を行う計画です。(鵬、CK)

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