中国四川省とチベットの境界付近にある蘇窪龍水力発電所、すべてのユニットが稼働

2022-12-02 10:39:55  CRI

 中国南西部の四川省とチベットの境界付近に位置する金沙江上流クリーンエネルギー基地が手掛けた初の発電所である蘇窪龍水力発電所で11月30日、最後の発電ユニットが稼働しました。これにより、蘇窪龍水力発電所にある4基の発電ユニット(発電容量計120万キロワット)がすべて稼働を開始し、金沙江上流クリーンエネルギー基地の建設に大きな進展があったことを示しています。

△蘇窪龍水力発電所の全ユニットが稼働 

 金沙江上流クリーンエネルギー基地は、中国政府が第14次五カ年計画(2021〜2025年)期間中に重点的に建設する9カ所のクリーンエネルギー基地の一つです。四川省巴塘県とチベット自治区マルカム(芒康)県の境を流れる金沙江本流に位置する蘇窪龍水力発電所は、2015年11月に着工し、2022年7月に1基目のユニットが発電を開始しました。発電容量は計120万キロワットで、すべてのユニットが稼働すれば、年平均発電量は約55億キロワット時となり、標準炭を180万トン節約でき、二酸化炭素排出量を430万トン削減できるということです。 

 金沙江上流クリーンエネルギー基地には、金沙江上流四川・チベット区間のカスケード式水力発電所、付帯する太陽光発電・揚水発電所、電力を外部へ送る送電線などが含まれます。同基地が全面的に完成すれば、中国のカーボンピークアウトとカーボンニュートラルの実現を後押しするものとみられています。(ZHL、野谷)

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