EC総合試験区を追加新設、33の都市と地域で=中国

2022-11-25 14:42:35  CRI

 中国政府は24日、河北省廊坊市と滄州市、山西省運城市、内蒙古自治区包頭市、遼寧省鞍山市、吉林省延吉市など33の都市と地域に越境EC総合試験区を追加新設することを明らかにしました。

 中国では、これまでに6回に分けて杭州、天津など132の都市と地域に越境EC総合試験区を設けており、今回は7回目の設置です。

 専門家は、「越境EC総合試験区を新設し、越境ECへの支援政策の範囲を拡大することは、越境ECの強みを生かして貿易の革新的な発展に原動力を注ぐことになる」とみています。

 税関の統計によりますと、中国の越境ECによる輸出額は過去5年で11倍弱に達し、昨年(2021年)には前年比18.6%増の1兆9200億元(約37兆円)に達しました。今年も安定成長を保っており、上半期(1-6月)には前年同期比で28.6%増加しました。越境EC総合試験区によるけん引力が目立つとのことです。(鵬、鈴木)

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