東海沖で泳ぐイルカの群れを漁師が撮影

2022-11-21 16:21:10  CRI

 東海沖で漁をしていた浙江省台州市の漁師がイルカの群れを撮影しました。

 その数は合わせて十数頭で、水先案内人のように約2時間にわたって漁船の前方を泳ぎ続けていたそうです。

 イルカの群れを発見したのは11月15日午後4時頃でした。南西方向から漁船に近づいてきた後、前方で伴走するように泳いだり、跳ね上がったりして戯れていました。撮影した鄭彬彬さんによりますと、ここ数年、沖ではイルカの群れによく遭遇することはありましたが、そのほとんどが遠くから眺めるものだったということです。今回のような漁船のすぐ近くまでやって来て、長時間泳ぎ続けるというケースは初めてです。「まるで護衛しに来てくれたようで、素敵な体験でした」と鄭さんは振り返りました。

 専門家によりますと、鄭さんたちが撮影したのはくちばしの長いハセイルカで、中国では国家2級保護野生動物に指定されています。(Yan、HK)

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