【観察眼】世界と共栄する「中国製」

2022-11-17 20:04:40  CRI

 今週日曜日、世界中のサッカーファンが待ち望む2022年FIFAワールドカップ(W杯)がキックオフされる。残念ながら中国勢はW杯に進出できなかったものの、中国要素が会場内外を彩る。

 カタールW杯決勝の舞台、ルサイル・スタジアムはカタール最大のスタジアムで、中国企業が請け負って建設した。複数の競技場にあるLEDスクリーンや会場内の情報配信ソリューションも中国企業が提供している。さらに、サッカーボールやユニホーム、帽子、バッグ、投影機、フラッグなどの応援グッズは、20以上の業界と53の商品ジャンルに及び、大多数が「中国製」である。

 世界最大の日用品卸売市場は中国東部沿海の浙江省義烏にある。義烏スポーツ用品協会の予測では、今回W杯絡みの関連グッズでは、義烏で生産されたものが市場シェア全体の7割以上を占める見込みだ。膨大な注文に対応しながら、発注と輸送時間を短縮するため、義烏はW杯専用物流通路を設け、義烏製のW杯関連グッズは寧波港と上海港を経由して直接カタールに運ばれた。

 中国人は知恵と汗が集結された「中国製」でW杯を応援している。

 「世界工場」と呼ばれる中国。世界で最も整備された工業製造チェーンを備える。世界にある70%のアパレル類、63%の靴類、70%以上の携帯電話、75%の太陽光パネル、80%以上のエアコン、90%以上のコンピューターが中国製である。そのほか、一般消費者向けドローン、新エネ車、スマートフォン、太陽光発電システムなどのハイテク産業でも、中国製は世界をリードしている。さらに、中国の高速鉄道やハイエンド装備、通信設備は中国の名刺として海外に進出しつつある。

 中国は責任ある大国であることから、「中国製」にもより広い内容が盛り込まれた。

 食糧安全は人類の生存に関わる根本的な問題だ。半世紀前、中国はハイブリッド米の育種と大規模栽培に成功し、世界で9%足らずの耕地で世界人口五分の一の食糧問題を解決した。しかも、中国製のハイブリッド米は世界五大洲の約70カ国に伝わり、各国の食糧増産や農業発展につながり、発展途上国の食糧不足の解決に中国のソリューションを提供した。

 コロナのパンデミックに襲われた際、中国は終始国際防疫協力の最前線に立ち、180以上の国と国際機関に感染症対策や診断と治療の方案を共有し、34カ国に38の医療専門家チームを派遣し、120以上の国と国際機関に22億回分を上回るワクチンを提供した。中国製ワクチンは国際公共財として、途上国での入手可能性や負担可能性を促し、人類衛生健康共同体の構築に中国なりの貢献を捧げた。

 基準が高く、国民生活の改善に資して持続可能な「中国製」インフラ施設は世界190の国と地区に相次いで誕生した。中国・ラオス鉄道、インドネシア初の高速鉄道、アラブ連合サミットが行われたアルジェリアの国際カンファレンスセンター、カタールW杯のルサイル・スタジアム、カンボジア初の高速道路、モルジブのヴェラナ国際空港にある新しいターミナル……中国が請け負って建設した高速道路や高速鉄道、港、橋、発電所、スタジアムなどのインフラ施設は、世界各地の経済成長を後押しし、現地住民の生活改善につながり、好評を博して協力パートナーにとって信頼できる選択となる。

 広々とした世界は、人類の協力と発展を育む舞台であり、対抗やゼロサムゲームの遊び場では決してない。中国は世界と発展のボーナスを共有し、一貫して知恵と汗の集結した「中国製」によって、人々に幸せをもたらし、人類の進歩を図り、世界の大同を促していく。(CMG日本語部論説員)

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