習主席が第17回G20サミットの第1ステップ会議で演説 国際社会から熱烈な反響

2022-11-16 13:21:33  CRI

 習近平国家主席は15日、インドネシアのバリ島で開催された第17回20カ国・地域首脳会議(G20サミット)第1ステップ会議に出席し、重要な演説を行いました。習主席は、各国が人類運命共同体の意識を確立することや、平和、発展、協力、ウィンウィンを提唱し、分裂の代わりに団結を、対抗の代わりに協力を、排他の代わりに包容をもたらし、「世界はどうなっているのか、我々はどうすべきなのか」という時代の課題を共に解決し、難関を共に乗り越え、未来を共に創造すべきと強調しました。

 習主席の演説について、取材に応じた国際シーンで活躍する人は、「人類の発展は現在、重大な試練に直面している。習主席の重要演説は、G20の団結や協力強化、マクロ経済政策の協調の方向性を示した。各方面が時代の課題に共に対応し、素晴らしい未来を共に築くための幅広い共通認識を凝縮させ、力強い原動力を注ぎ込むものだ」との見方を示しました。

 国際問題の専門家である仏シラー研究所のペリモニ研究員は、「人類社会は気候変動や貧困など多重の試練に直面している。これらの世界的な試練は、1つの国だけで解決できるものではない。中国の発展経験は他国に有益な参考をもたらしている」と述べました。 

 米国デューク大学ロースクール革新政策センターのデニス・サイモン執行主任は、「世界が多くの試練に直面する状況において、中国は国際事務に積極的に参与し、経済のグローバル化レベルの引き上げを推し進めている」と表明しました。

 日本の帝京大学の露口洋介教授は、「中国は長期にわたり自国の食糧安全とエネルギー供給の安定を実現するためにたゆまぬ努力を続けてきた。それ自体が世界にとっての大きな貢献だ。中国は国際食糧安全保障協力を提案している。我々は、中国が世界の食糧やエネルギー供給を保障する分野でより大きな役割を果たすことを期待している」と表しました。(雲、鈴木)

 

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