中国初、1000万トン級ⅭO2回収・有効利用・貯留プロジェクトが実施

2022-11-07 14:24:59  CRI

 中国では初めてとなる1000万トン級の二酸化炭素回収・有効利用・貯留(CCUS)プロジェクトが東部地域で実施されます。

 このプロジェクトは、中国の石油・ガス大手「中国石油化工」と鉄鋼最大手「中国宝武鋼鉄集団」、英国・オランダ系石油大手シェル、ドイツの化学大手BASFの4社の連携で行われ、協力覚書がこのほど上海で調印されました。

 CⅭUSは、製鉄所や化学工場、発電所、セメント工場などから排出された二酸化炭素を分離、回収してから、それを地下や海底に貯留するか、または油田に注入して、原油を押し出すというものです。これは二酸化炭素の大規模な排出削減につながる効果的な手段とみられています。(鵬、HK)

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