北京
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中国が開発を進めている初の大型宇宙望遠鏡「巡天」は今、様々な機能を検証するための部品の製造段階に入っています。
宇宙望遠鏡「巡天」はバス1台分の大きさで、重さは十数トンです。2024年前後の運用開始を目指して、来年以降に中国の宇宙ステーションと同じ軌道に投入され、宇宙ステーションと距離を保って地球を周回飛行します。メンテナンスや補給が必要となった場合、宇宙ステーションとドッキングして行います。
「巡天」は米国のハッブル宇宙望遠鏡の300倍の視野を持ちます。同じ条件下で、ハッブル宇宙望遠鏡が1個の星を観測した場合、「巡天」は300個観測できるということです。(鵬、HK)