輸入博、習主席の式辞「旧友」の心を奮い立たる 

2022-11-06 17:16:51  CRI

 習近平国家主席は4日夜、上海市内で開催された第5回中国国際輸入博覧会(以下、輸入博)の開幕式にビデオ形式で出席し、「開放と繁栄のすばらしい未来を共に切り開こう」と題した式辞を行いました。これまでの輸入博に参加した多くの外国企業家らは、習主席によるさらなる開放拡大の約束を称賛し、中国の質の高い発展と開放がもたらすチャンスを共有することに期待を寄せました。


パナソニック ホールディングス 本間哲朗グローバル副総裁

 1987年に中国で合弁会社を設立した日本のパナソニック ホールディングスは5年連続で輸入博に参加してきました。同社の本間哲朗グローバル副総裁はCMGのインタビューに対し、「習主席は挨拶の中で、中国が対外開放を堅持し、開放によって質の高い発展を後押しするという強いメッセージを発したことで、外資系企業の一員として大いに奮い立たされた」と語りました。



トルコ対外経済関係委員会アジア太平洋理事会 ムラト・コルバシェ主席

 同じく5年連続で輸入博に参加したトルコ対外経済関係委員会アジア太平洋理事会のムラト・コルバシェ主席は、「第1回輸入博の参加以来、約100社のトルコの優秀な企業が出展しており、輸入博を通じて5億ドル以上の対中輸出を実現できた。中国はトルコの出展者たちに一連の支援措置を提供してくれた」と述べました。


フィリピン ホゼル・F・イグナシオ駐上海総領事(中央)

 フィリピンの駐上海総領事館のホゼル・F・イグナシオ総領事は、「中国は数年連続でフィリピン最大の貿易パートナーとなった。今年の輸入博を通じてフィリピンの飲料や食品、その他の加工製品を続けて販売していきたい」とし、多くの注文が入ることへの期待感を示しました。

 今回の輸入博には145の国、地域、国際組織が参加しており、そのうち66の国と3つの国際組織が国家総合展に出展し、フォーチュン・グローバル500の企業をはじめとする業界トップ企業から284社が企業展に参加し、リピート参加する企業は90%近くに達したということです。(TONG・MI)

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