【CRI時評】中国の新たな発展はアフリカに新たなチャンス

　中国を公式訪問中のタンザニアのハッサン大統領は3日、習近平国家主席と会談した。ハッサン大統領は第20回党大会後に中国が迎えた初のアフリカ国家元首だ。

今回の会談で両首脳は、互いの核心的利益と重大な懸念に関わる問題で支持し合うことを明確に表明した。中国とタンザニアが発表した共同声明には、中国は同国に輸出されるタンザニア製品の98%に無関税待遇を与えることに同意する、双方は質の高い「一帯一路」共同建設協力を深化させる、中国はタンザニアの工業化と現代化の実現加速を支持するといった内容が盛り込まれている。

　統計によると、2009年以降、中国は13年連続でアフリカ最大の貿易相手国となっている。新型コロナウイルス肺炎流行後、中国はアフリカ27カ国に1億8900回分の新型コロナワクチンを提供し、アフリカでの現地協力生産の年産能力は約4億回分に達した。

　先ごろ開かれた第20回党大会は、中国が対外開放の基本国策を堅持し、互恵・ウィンウィンの開放戦略を断固として実施し、中国の新たな発展によって世界に新たなチャンスを提供し続けていることを明確に示した。（CRI論説員）