自動化コンテナ埠頭に15万トン級の巨大コンテナ船が初接岸=中国広西

2022-11-04 13:57:42  CRI

「中遠海運ヒマラヤ号」が欽州保税港区の自動化コンテナ埠頭に接岸

  コンテナ船「中遠海運ヒマラヤ号」が2日、中国南部の広西チワン族自治区欽州保税港区自動化コンテナ埠頭(ふとう)に接岸しました。これは北部湾港欽州自動化コンテナ埠頭が今年6月28日の正式な使用開始から初めて、15万トン級巨大コンテナ船を迎えたことになります。

 今回接岸したコンテナ船の積載量は15万4520トン、長さは366メートル、幅は51.2メートルで、最大1万4566TEUを積むことができます。10月28日にシンガポールから欽州港に向かい、欽州自動化コンテナ埠頭に接岸後に積み込まれた1万886個のコンテナは、全自動化された機械により積み降ろしを完了します。

 今年に入ってから、「地域的な包括的経済連携協定(RCEP)」の発効と実施に伴い、中国西部と東南アジア諸国連合(ASEAN)、ユーラシア大陸を結ぶ陸海複合輸送の「西部陸海新ルート」は政策のさらなるサポートを得て、物流輸送はより盛んになり、船舶は日増しに大型化しています。現在、北部湾港の貿易コンテナ航路は73本に達し、うち対外貿易コンテナ航路は45本(うち遠洋航路6本)を占め、ASEAN諸国および全国の主要沿海港湾をカバーしています。(ヒガシ、野谷)

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