【CRI時評】中国とパキスタンの「筋金入り」の友情に新たなパワーがみなぎる

2022-11-04 10:27:12  CRI

 パキスタンのシャバズ・シャリーフ首相が2日、中国共産党第20回全国代表大会の終了後、北京に招かれた最初の外国首脳の一人として北京を訪問した。今回の中国訪問は中国とパキスタンの伝統的な友好と戦略的相互信頼および幅広い共通認識を現わしている。

 中国共産党第20回全国代表大会は、ハイレベルの対外開放を推進し、「一帯一路」の質の高い発展の共同構築推進を強調した。現在、中国・パキスタン経済回廊への総投資額は250億ドルを超え、パキスタンに15万人以上の直接的な雇用を生みだしている。パキスタンの南アジア・国際研究センターのマハムード主任は、インフラ投資がもたらす顕著なGDPの増加が、110万人のパキスタン国民が2030年までに極度の貧困から脱却するのに役立つだろうと推測している。

 中国とパキスタン両国が2日の夜に発表した共同声明から、両国が質の高い「一帯一路」の共同構築、貿易投資、人文交流など多くの分野で共通認識に達し、互いの核心的利益に関わる問題における相互支持を重ねて表明したことが分かる。また、双方はeコマース、デジタル経済、農産物の対中輸出、金融協力、文物保護、インフラなど数十の分野を対象とする多くの協議で合意し、覚え書きを交わした。これにより中国とパキスタンの実務協力の分野はさらに広がり、協力のレベルはさらに深まり、内容が充実して、両国の全面的な戦略的協力レベルの向上に新たなパワーを注ぎ込むことになるだろう。新たな時代の、さらに緊密さを増した中国・パキスタン運命共同体は、世界の安定した平和と共同の繁栄にとって必ずやより多くの貢献をすることになるだろう。(CRI論説員)

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