第5回輸入博、Aちゃんの注目するポイント

　中国輸入博覧会はこれまで、すでに4回行われました。私は2019年の第2回から前回の第4回まで、3年連続で現地の取材に行っていました。特に去年は、ライブコマースのインフルエンサーと協力をして、日本をはじめとする様々な国の商品をライブ配信の形で中国の消費者に紹介するという番組にも出演しました。

　3回の輸入博で、世界中のいろんな特色のある商品を知り、新技術に出会い、多くの海外から来た人と友達になりました。そして現在、Aちゃんは好奇心満々で第5回輸入博に期待しています。

　今回は上海の現場には行けないのですが、ネットでよく情報を調べています。興味のある新商品がいくつもあって、通信販売で入手したいです（笑）

　今回は145の国・地域・国際組織が参加するそうで、その数はいずれも前回を上回るそうです。また、農作物種類別産業専門エリア、人工知能（AI）専門エリア、最適化エネルギー・低炭素・環境保護技術専門エリア、革新インキュベーション専門エリアなど4つの専門エリアが新設され、各分野の150以上の企業が新エリアで集中的な展示を行う予定です。

　今回の注目はまず、初参加の企業です。たとえば、今回は日本のキャンプブランドが消費財エリアに初めて登場しました。中国ではここ数年、アウトドアやキャンプを楽しむ人々が増えていますから、見逃せない市場だと思います。

　それから、中国で人気の高い日本酒、フェイシャルマスクなどなど。また、日本の大手製薬会社は今年、800平方メートルのメインブースを設けて、消化器系の病気や腫瘍、希少疾患などの中核分野における治療法を集中的に展示するほか、新薬のアジア初披露も行うそうです。

　しかも、会場内での取引きは税制優遇制度の対象になります。関税や消費税の減免などがあって、売る側にも買う側にもメリットのあるイベントになっています。ですから、仕事が終わった後、ついつい買い物をしすぎちゃうんですよ。私が興味を持ったのは、イタリアのアクセサリーに、チェコの水晶に、日本酒などなど。

　このように、いち消費者としても楽しめるイベントになっているというのが、輸入博のあの盛り上がりと熱気を生み出す、魅力の一つだと思っています。

　そして！今回はなんと、世界10大化粧品ブランドがすべて登場し、世界3大ファッション・ハイエンドブランドも出るそうです。

　はい！準備万端！生中継で、好きな商品を奪う準備はできています！一緒に「买买买（買う買う買う）」しましょう！